食品メーカー(製造職)に転職するのは大変?

転職

食品メーカーで働きたいと思っているけど、仕事は大変なのか、給料はどれくらいもらえるのか、気になることってたくさんありますよね。

5年間、食品メーカーの工場で働いてきた私の経験から言うと、仕事は大変です。しかし、仕事は大変なこともありますが、良いこともあります。

この記事を読めば、食品メーカーで働くことの大変な点、良い点がわかります。

転職、就職等で食品メーカーで働くことを検討している人の参考になりますのでこの記事を参考にしてみてください。

食品メーカーで働くことはありか?なしか?

食品メーカーを働くことはおすすめかと聞かれた場合、私の答えは「やめといた方がいいよ」です(笑)。冒頭で「良い点もある」って言っていたのに、結局「食品メーカーで働くのはだめじゃん」と思われるかもしれません。しかし、きちんと理由があります。

その理由は、食品メーカーの仕事は誰にでも向いている仕事ではないと私は考えているからです。これからデメリット、メリットで説明しますが、例を少し挙げると重いものを持ったり、ひたすら単純作業を行ったり肉体的、精神的にキツイ点があるため、誰もがずっとできる仕事とは思わないからです。

これから食品メーカーで働くデメリット、メリットを説明していきますので、それを踏まえた上で食品メーカーの仕事があなたにあっているかどうか判断してください。

※なお、私は食品メーカーで製造現場のオペレーターおよび班長職についておりましたので、自分の経験を元に解説していきます。そのため異なる職種が気になる場合はコメントやお問い合わせフォーム質問、あるいは他のサイトをご参考ください。

食品メーカーで働くデメリット

それでは始めに食品メーカーで働くデメリットについて解説していきます。自分の状況に置き換えて転職先に向いているか考えてみてください。

単純作業が多い

食品メーカーに限った話ではないのですが、メーカーの工場で現場仕事をしていれば、基本的には仕事内容が単純作業の繰り返しなってしまうことが多いです。

単純作業をひたすら繰り返すことを苦痛に感じない人であれば問題はありませんが、私の周りの多くの人は単純作業の繰り返しを苦痛に感じていました。担当業務にもよりますが、同じ姿勢で作業を続ける場所もありますので、体が痛くなってしまうこともあります。

単純作業が苦手な人にとっては食品メーカーの仕事は合わないでしょう。

力仕事がある

製品を作るために原料やいろいろな道具が必要となりますが、工場スケールでは原料や使用する機器などが数十kg以上あることがあります。それらのものを自分たちで持ち運び移動させるため力が必要な場面が多々あります。

工場の機械化が進んできていることもあり、力仕事も少しずつ減ってきている傾向にはありますが、まだまだ力仕事はあります。

毎日のように重いものを運ぶため若いうちは良いですが、年を重ねるごとに仕事が辛くなってくるため長期的に働く想定でいるならば食品メーカーの仕事は合わないでしょう。

休みが不定休

食品メーカーの工場では休みがシフト制になりがちです。

理由として、食品には消費、賞味期限の短いものが多く、昼夜問わず製品を生産し続ける必要があるため、夜勤があったりシフト勤務になったりすることがあります。

そのため土日祝日、昼夜関係なく休みのタイミングが会社都合で決まってしまいます。一人でずっと働いていくには大きな影響を感じないかもしれませんが、家族や友人、人との時間を大切にしたい人にとっては食品メーカーの仕事は合わないでしょう。
 

食品メーカーで働くメリット

続いてはメリットについて解説していきます。デメリットもありますが、メリットもあるのでその点も考慮して転職するか考えてみましょう。

終業時刻が安定している

食品工場は残業が多いです。

しかし食品業界では交替勤務している場合が多く、時間になれば次の担当者がやってきて引き継げばそのまま帰れるので、残業はありますが、帰る時間が極端にブレることは少ないです。

食が充実する

食品工場では食に関して満たされやすくなります。

新製品のサンプルをただで貰えたり、良品廃棄を格安で工場で購入することができます。また食品の種類にもよりますが、市場に出回っていないできたての製品をすぐに食べるチャンスがあるので、食品メーカーで働く良い点の一つだと思います。

有給を使わなくても休みたい日に休める

デメリットの点でお伝えしましたが、食品工場ではシフト勤務になっていることが多いです。シフト勤務では必ず決まった曜日、時間で休めるわけではありませんが、そのかわりに月に数日ほどは希望休が出せるようになっていることもあります。

私の場合ですと月に4日の希望休が認められていました。なので平日に病院やイベントごとに行きたいと思った場合、有給を使わなくても希望休をだせば休むことができました。

また、希望休を上手く使えば連休にすることができるので、平日を上手く使えば旅行なども混まないで楽しむこともできます

安定した職業である

少子高齢化にともない、消費者が減ってきて市場規模が縮小することは予想されますが、人がいなくならない限り、食品業界が無くなることはないため、他の業界と比べ安定していると言えるでしょう。

日本での市場規模は小さくなっていくことが予想されるため、今後は海外に市場を広げていくことになるでしょう。実際に大手食品メーカーも海外に続々と進出していっています。

まとめ

食品メーカーで働くことはどうかについて、デメリット、メリットを踏まえて解説していきました。食品メーカーの仕事は誰にでも向いているものとは言えませんが、人によっては天職になることもあります。今回解説したことを踏まえて、あなたの転職先に向いているかどうか考えてみてください。

今回は一般的なことを踏まえて食品メーカーで働くことの有り無しについて解説しましたが、今後別記事で私の具体的な経験を元にデメリット、メリットを具体的に解説していきたいと思います。投稿したらぜひ読んでみてください。

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